福島県の暮らしの情報を掲載


福島県の暮らし情報


観光前に福島の暮らしを知ろう

福島県内がとても広いことは、他のページでも記述しています。
実際に、気候も文化も違うので同じ福島県民でもちょっとした常識も違います。

観光に行く前に、福島の暮らしを知ってみませんか?


実は、福島県内は各地の街の雰囲気も独特です。
会津は、豪雪地域のため、雪を破棄するための堀があったり、道路には消雪パイプが設置されています。消雪パイプの水は近くの河川から利用されているのですが、鉄分が多い水質のため、会津の道路は赤茶色になっていることがあります。
浜通りは、冬でも雪が降りませんし、道路にはヤシの木が等間隔に並び、まるで南国です。
地元に暮らしている人にとっては当たり前の街並みですが、福島観光するときには非常に特徴的ですので、ドライブをするときには注目してみてください。


中通りの街並みには特筆すべき特徴はないものの、やはり違いはあります。同じ中通り地方に住んでいても、「CJ」は福島市民、「ミルクボックス」は郡山市民にしか通じないことがあるのです。
ちなみに、CJは福島県北エリアを中心に作られているご当地情報誌で、ミルクボックスは、小さな食パンに練乳風味のトロッとしたクリームをたっぷりのせた郡山市のご当地パンです。


こんな小さな情報でも、観光に行く前に知っていただいたら、福島旅行をより楽しめるでしょう。


福島県内の人口や栄えている都市


令和4年4月1日時点での福島県の推計人口は約180万人弱です。人口分布は、中通りがそのおよそ6割を占めます。
東日本大震災などのきっかけもあり、残念ながら人口は減少し続けています。
経済規模の縮小や労働力の低下も考えられるため、人口の減少を食い止めるのは福島県の重要課題といえます。


福島県で栄えている都市は、福島県内での交通の要所である郡山市、県庁所在地の福島市、鶴ヶ城などを含めて歴史的名所の会津若松市、スパリゾートハワイアンズなど観光地に力を入れた いわき市などが挙げられます。
どの都市も繁華街が栄えています。
ただし、超高層ビルと呼ばれる建物は数えるほどです。


参考:推計人口(令和4年4月1日現在)福島県ホームページ

福島県の歴史

もともと、福島県はいまのように広大な面積の県だったわけではなく、若松県・磐前県・福島県というみっつの県が明治9年に合併してできた県です。


若松県は元が会津藩で、一連の戊辰戦争における会津戦争での舞台となったことは有名です。
会津藩は、新政府軍に激しく対抗し、女性や少年兵も戦場にでるほどでしたが敗北してしまいました。大河ドラマ「八重の桜」のヒロインである山本八重は、髪を切り男装をして勇猛果敢に銃と刀で参戦していますが、これは史実です。


磐前県は前身を磐城国(いわきのくに)といいます。温暖な気候と豊かな自然で、狩猟や漁業といった採集生活を主体に、栄えていました。
映画「超高速!参勤交代」では、さらに遡った江戸時代にここに存在した湯長谷藩の藩主である、内藤政醇が主人公です。
「忠孝・倹約・扶助」という藩法を制定した、領民に愛される名藩主だったようです。映画でも気さくでチャーミングな人柄として描かれています。


中通りにあった明治以前の福島県は、県北から県南にかけて、福島城・二本松城(霞が城)・白河城と名城が連なる土地でした。
昔も今も交通の要所だったことがうかがえます。


このように特色のあるみっつの地方が合併してできているからこそ、福島県は会津・中通り・浜通りとみっつに分けて解説されるのです。

福島の暮らしで役に立つ情報サイト


ここからは、生活の中で役立つ便利に利用できる情報やアプリを紹介するおすすめサイトを紹介します。
福島県内外問わず、暮らしが便利になると誰もが嬉しいでしょう。

知っていて損はない情報、興味深い情報をピックアップしてまとめて紹介しているので、ぜひ利用してみてください。


福島県の『わが街事典』|福島県|地域情報サイト「CityDO!」

福島県内各地で発行されている暮らしのガイドブックを、一気にチェックできるサイトです。
スマホでも確認できますので、引っ越しの際などにも利用できます。その市町村の詳細や気候風土、地域独特の支援など、あらゆる理解が深まります。
いまはどこで災害に遭うかもわかりませんので、滞在地域の災害マップなどもチェックしておくとよいかもしれません。


福島県の『わが街事典』|福島県|地域情報サイト「CityDO!」 をチェック!

マトメナウ

日頃の生活の中で、気になったことを調べているサイトです。嘘や大袈裟な表現もなく読みやすいので、今本当に必要な情報をピックアップできます。
「観光案内・グルメ情報満載の地域ポータルまとめ」や「車の運転をサポートしてくれるアプリまとめ」のページが特におすすめです。


マトメナウ 公式サイトをチェック!


資格情報Navigate

もしかすると、福島に魅了されてしまったら、福島に住みたい、と考える人がいるかもしれません。
そこで、資格を増やせば転職定住も夢じゃありません。なお、観光関連の仕事につくなら英語が話せると、転職しやすいでしょう。「英語に関する資格を紹介!就職、転職に有利な資格は?」のページがおすすめです。


資格情報Navigate 公式サイトをチェック!



日本は災害の多い国



日本は災害が多い国です。地震やそれに伴う津波、台風や増水による災害被害には常にアンテナを立てておきましょう。
福島県の地元の方は、多少の地震では驚かなくなってしまいましたが、慣れてしまいすぎて慎重さや備えをなくしてしまっているわけではありません。

生きてきて、災害に直面したことがないという幸運な人間もいますが、そのような人ほど普段からの備えを軽視しがちです。
できれば、福島やその周辺の被災経験者の防災アドバイスを真摯にきいて、もしもの時に自分や家族を守れる行動をとりましょう。



防災安全Check

いつ襲いかかるかわからない災害のときに命を守る、防災力を高めるためのサイトです。
特に水害対策に重きを置いています。水害(洪水)のための対策、役に立つアイテム、避難の際持ち出すためのアイテムなども紹介していますのでチェックしておきましょう。


「防災安全ChecK」をチェック!



福島に暮らすときに気になる安心安全について



福島に観光に行こうとするとき、もしくは住もうとするとき、もしかしたら家族や親せき、友人知人に、福島の住環境や農作物・水産物の安全について懸念があるのでは? と止められることがあるかもしれません。
もちろん、突発的な地震などの大規模災害が起きないという前提ですが、福島は間違いなく安心な土地です。

建物の耐震工事や、河川の護岸工事はほとんど終え、福島は日本のなかでもトップクラスに安全です。
また、口にする農作物・水産物についても世界でも類を見ないほどの検査が行われているので、世界一安心を謳っています。
そしてなんといっても、福島の地元の人は暖かく、口にする地場産の食べ物すべてが美味しいのが魅力です。
福島に移住してみたい、暮らしてみたいという人はぜひ、福島がいかに安心で安全なのか、周囲の人に伝えてみてはいかがでしょうか?